「魚釣りなんてするの?ダサイ。」 〜青春の苦い思い出〜




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管理人の上村です!

 

突然ですが、今日は少し思い出話をさせていただきます。

 

僕の通っていた中学校はわりと田舎にありまして、学校の裏にはバス釣りが盛んな川がありました。

学校帰りにはその川へ寄ってルアーを探したり、一度家に帰って竿を持ってきて釣りをしたり。

ときには昼休みに遊びに行き、始業のチャイムを聞き逃し悲惨な目にあったりと、輝かしい?思い出がたくさんあります。(反省の正座もいまや良い思い出です。笑)

そんな釣りに寄り添った日々の中、ある印象的な出来事が起きました。

 

その日は学校が終わり一度家に帰り、竿を持っていつもの学校裏の川で釣りをしていた。

場所が場所なので下校中の生徒の影もちらほら見え、その中にはクラスメイトの女の子の姿があった。

 

思春期真っ只中の僕は、そのクラスメイトの女の子に見せつけるかの如く、いつも以上に力の入ったキャスティングを披露した。

 

「どうだ、カッコ良いだろう。」

 

僕は心の中でそう呟いた。

糸の先の疑似餌は、もはやバスを仕留める為のものではなくなっていたかもしれない。

 

得意気にルアーを巻き取ったところに、そのクラスメイトの女の子が話しかけてきた。

 

「何してるの?」

 

僕はその問いかけに対し誇らしげに答えた。

 

「バス釣りだよ。」

 

どんな類いの賞賛の言葉が彼女から出てくるのかを待っていたところ、彼女は思いがけない言葉を発した。

 

 

 

「魚釣りなんてするの?ダサイ。」

 

 

 

あれからもう十数年経とうとしているが、当時は釣りがダサいなんていう発送が全くなく、キョトンとしたのを鮮明に覚えています。笑

 

そんなあの子も今や三児の母。

その子達がいつかバス釣りを始めないかなと、一人楽しみにしている今日この頃です。笑

 

以上、管理人の上村でした!

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